Ⅰ. 縮毛矯正への想い
私は、クセ毛に悩みいつもまっすぐなストレートヘアーに憧れていました。
いつも、一生このままクリクリ、ボワボワの髪で生きていくのか…サラサラショートボブなんてのは夢のまた夢。
 
夏の暑い日、プールから上がった時、外出先で雨にあたってしまった時など大変なことになっていました。どれほどストレートヘアに憧れたことか…
そんな時、縮毛矯正の出始めで、高温のアイロンを使って伸ばしていくという技術が世に出まわってきました。
この時代は薬液は種類が少なく、真っ直ぐにはなるのですが、真っ直ぐすぎる…という欠点、そして薬の種類がないので一度かけてしまったダメージのある毛先にも同じ薬を使うので、かければかけるほど髪は傷んでいくのです。
 
今の時代、縮毛矯正には多様な薬剤があり、うねりの強い新生毛に使う薬、うねりの弱い新生毛に使う薬、少しパサついてうねる中間の部分に使う薬、毛先のハイダメージに使う薬と薬剤も用途に合わせて色々な種類があり、また薬剤を塗布する前にプレトリートメントで髪の内部をきっちり補充してから薬剤を塗布することも大切になります。
 
また、近年ではブリーチ毛にアプローチできる、酸性タイプの薬剤も出てきたので、酸性縮毛矯正も主流になってきています。
酸性タイプの縮毛矯正では、弱い薬剤を使用するため、髪に付着した成分をリセットしてから施術を行わなくてはなりません。
シャンプー剤により残留したシリコン剤、水道水に含まれる銅イオン、整髪料の残留による合成樹脂等を取り除くことで、弱い薬剤での縮毛矯正が可能となります。
また、パーマをかけると広がってしまいスタイリングが上手くいかない方もご相談ください。
 
一度、根本を伸ばして毛先にデジタルパ-マをかけると広がらずカールスタイルが実現出来ます。
 
うねって広がる髪の毛をキレイなストレートにしたい、パーマもかけてふんわりしたい。
そんな魔法のようなことができればいいのになぁ…と思い続けていました。
 
そんなわたしに神様からのプレゼント、
あんなにうねっていた髪をキレイなストレートヘアーにそしてパーマでふんわりすることができる、なんてステキなことでしょう。
長年ずっと縮毛矯正をかけています。 最近は毛先にパーマもかけています。
矯正をかけないと頭は爆発してしまいます。
長年ずっと縮毛矯正をかけているとここからダメージとの戦いになります。
やはり最初は毛先がビビり毛に、もうカットして落とすしかない、ということが何度もありました。
縮毛矯正=ハイダメージこんな感じでした。
 
そんなこんなで、いかにダメージレスでいかにキレイに自然なスタイルを作ることができるか、それが私のチャレンジ精神に火をつけ、その結果をお客様に提供して喜んでいただけることこそが私の幸せであります。
世の中のうねって広がる方に美しいヘアスタイルを、そして幸せを、これが私の一番の望みでありこの仕事をしていてお客様の髪をキレイに仕上げ、喜んでいただき、お客様も幸せになっていただけるということが私の、そしてお店のスタッフの幸せであります。
どうぞみなさま、ご来店お待ちしております。
 
Ⅱ. 縮毛矯正について
縮毛矯正で大切なこと、それは"経験"です。
同じ薬剤を使っても経験がないとビビり縮毛矯正を何人も生み出してしまいます。
 
頭に生えている毛は部分的に太い部分、細い部分、うねりの強い部分、弱い部分、一度縮毛矯正をかけている部分、髪を見てそれを瞬時に見分けタイムロスなく素早く塗ることができる、これは経験がなければ不可能なのです。
 
慣れている人に薬を塗布してもらうことです。
 
薬剤を塗布する前に髪を乾かすのか、ウェットのまま塗布するのか、処理剤(薬を塗布する前の)には何を使うのか、クセを見分けて何分で軟化しそうか(ここが一番難しいです)どの薬をセレクトするか、まっすぐに仕上げるのか、少し自然に仕上げるのか、毛先にパーマもかけるといい感じになるか。
 
パネルをとかしながら薬を塗布する、キレイに手を拭きながら薬を塗布する、1剤を流す時襟足から流す、アイロンをかける前にブローブラシを入れるのはなぜか、
 
アイロンの温度は何度で入れるのか、アイロンは真っ直ぐに入れるのか、アールを描くように入れるのか、縮毛矯正をかけるうえで、細かいところに注意を払い、ダメージを最小限におさえる努力を惜しまない、
 
キレイな縮毛矯正をかけるには経験による細やかな注意点がたくさんあるのです。
 
やはり縮毛矯正はやり慣れた経験のあるサロン、そして薬剤にこだわりのあるサロンを選ぶべきです。
 
豊富な薬剤、そして知識、経験があってこそ初めて美しい縮毛矯正が可能になるのです。
 
縮毛矯正はほぼ半永久的に持ちます。
でも新生毛が伸びてくると髪が広がってしまいます。
根元が広がって毛先がストレートだと顔が大きく見えてしまいます。
なのでヘアースタイルを維持する上で定期的にかける必要があるのです。
 
少しでもダメージを抑えたい場合はやはりかける回数を減らしてください。
髪が長いほうが根元の広がりが気にならないです。
 
縮毛矯正をかけたあと基本は48時間で髪に定着するといわれていますが、一週間ぐらい縛り跡がつきやすいので、できるだけまっすぐな状態でいることが望ましいです。
酸性タイプの縮毛矯正は、この限りではありません。
縮毛矯正とカラーリングは基本的に同時の施術はNGです。
傷みます!お仕事の関係でどうしても時間がとれないので一緒にしたいお客様はリタッチでお願いしております。
でも基本は同時はダメです。
 
髪は裸の状態になるのでできればトリートメント(サロンで施術する)をお勧めします。
トリートメント 2,856円税込
 ダメージ毛用保護剤 2,640 円税込
           トライアル料金1,640円税込
どうぞスティルモアでキレイな縮毛矯正を体験してください。
 
Ⅲ. よくあるご質問
①いつも真っ直ぐになってしまうので、自然な感じにしたいのですがならないでしょうか?

  1. アイロンをアールにかけていきます。毛先にデジタルパーマをかける事もできます。

 
②前髪のチリつきが特に気になるのですが、あまりペタッとするのもイヤなのです。

  1. 前髪の内側の特にクセの強い部分の根元に強めの薬剤をのせて、中間・毛先は弱めの薬剤を塗ります。

前髪の上のかぶる部分はかけない場合と、自然に仕上がる薬で塗る方法があり、髪質・うねりによって使い分けます。
 
③縮毛矯正をかけると傷むのはなぜですか?

  1. 適切な処置が大切です。パーマは一度かけると、髪の内部のタンパク質などの幹充物質が抜け出やすくなってしまうので、抜け出てしまった髪の内部を補修する前処理が大切になってきます。

この前処理剤もダメージ具合によって濃度を変えたり、またはダメージの進んでいる毛先には薬がダイレクトに作用しないように、薬の進行を遅らせる処理剤を使ったりします。
この前処理を怠ったりするとダメージの原因になります。
お店によっては薬剤に前処理剤を混ぜて使うところもあると思いますが、髪のダメージ具合によって塗布量を変えたりしていかないとうまくダメージ処理はできないのです。
また、アイロンをかける前には、必ず熱から髪を守るためのヒートプロテクト剤を使うことが大切です。
これらの処理をきちんとすると、ダメージは最小限に抑えることができます。
 
④うねりが強いのでパーマがうまくかからないのですが、パーマスタイルに憧れます。

  1. 一度うねりを取ってアイロンで真っ直ぐに伸ばした髪にデジタルパーマをかけると、広がらずにパーマスタイルが実現できます。

スティルモアでは縮毛矯正時、毛先にデジタルパーマをかけるとプラス3,360円でパーマスタイルを楽しめます。スティルモアでは人気のメニューです。
 
⑤なぜ縮毛矯正をかけ続けると毛先がビビってしまうのでしょうか?
一つ目の理由は一回目の薬剤をつけるときに毛先の保護をしないことが考えられます。
二つ目の理由は、強い薬剤のついている根元の毛にその上の髪の毛先がついてしまい、結果毛先に強い薬剤がついてしまうことです。
この場合はついたと思ったら、すぐにタオルで拭き取るなどの処置をすると防ぐことができます。
三つ目の理由は、根元と毛先に同じタイプの強い薬を塗ってしまうからです。
もうビリビリのオンパレード。なるべくしてビリビリになったということです。
 
⑥他店でかけたビリビリ、ゴワゴワの髪でも治りますか?

  1. 時間はかかりますが一年間まず通ってください。

ダメージの具合を見ながら弱い液から少しずつ治していきたいと思います。
あまりにもダメージが進んでいる場合は少しお時間をください。髪を休ませながら様子を見ていきます。
 
⑦ストレートパーマと縮毛矯正の違い

  1. 基本的に薬剤は一緒です。

アイロンを入れるか、入れないかで差をつける美容室がほとんどだと思います。
ストレートパーマは捻転毛、波状毛、連珠毛などの基本髪がうねってたりねじれてたりするクセにはNGで、かけてもクセは伸びません。
高温のアイロンを入れて型付けしてあげないと無理なので、当店ではやはりアイロンを入れる縮毛矯正をお勧めします。
又、低温縮毛矯正というメニューでアイロンを入れず、ブラシで自然に仕上げる施術もありますが、アイロンを入れるのと入れないのでの違いはずばりツヤ感です。
サラッとでもアイロンを入れたほうが断然ツヤ良く仕上がります。
 
Ⅳ.縮毛矯正料金/(税込)
通常料金 19,800円   のところ3月8月12月を除くすべての月で
カット込み、14,300円でのご提供になります。
なぜ3月8月12月を除いて料金が変わるかという質問ですが、19,800円
 
「もう少しリーズナブルにならないかしら」
というお客様の声にお応えして、忙しい時期をはずして来店いただければ少しサービス価格でご提供することができるという理由です。
通常ですと19,800円は頂きたいのですが、忙しい時期をはずしてご来店くだされば
カット料込み、14,300円
となっております。
どうぞ一度ご来店ください。
部分縮毛矯正も行っておりますのでご相談ください。
6,416円~(カット込み)
 
 Ⅴ. いろいろなクセのお客様
クセ毛を直す便利な施術「縮毛矯正」
クセといっても、一人一人の顔の作りが違うように、クセ毛には様々な種類があります。

  • 波状毛
  • 捻転毛
  • 連珠毛

 

  • 波状毛

日本人で最も多いのがこのクセのタイプです。
軽くうねってしまう三つ編みをほどいた状態の毛質で、湿度が高くなるとふくらんでしまい髪がまとまり辛いです。
この波状毛のお客様には中ぐらいの強さの1剤を使い、1剤の放置もあまり長くもなく短くもなく中ぐらいの時間でキレイにのばすことができます。

  • 捻転毛

捻転毛はクリクリという表現がぴったりの髪で、縄のようにねじれた状態の髪の毛をいいます。
ねじれた部分が折れて切れやすいため、パサついているように感じます。
この捻転毛を真っ直ぐにするためには、パワーのある薬剤を使います。
1剤をつけてからの放置時間は少し長めにとります。
 

  • 連珠毛

連珠毛は数珠をつないだような状態の毛で、太さが均一ではなく指通りが悪くひっかかる感じがします。
捻転毛と同様にパワーのある薬剤でのばしていきます。
髪質を決めるのは、一番の要因は遺伝です。
ですが、必ずしも先天的な理由だけでこのようなクセになるとは限りません。
カラーリング・パーマなどの刺激によって髪の形状が変わってしまったり、頭皮のコリや毛穴の詰まりやリンパ管の流れなどでクセが出ることもあります。
いろいろなクセ・いろいろなダメージがある、だからこそいろいろな薬剤・塗布の仕方・お流し・軟化度合い・アイロンのかけ方にこだわりを持っている美容室、縮毛矯正に慣れている美容室を選ぶべきです。